臨床身体学クロッシング 身体知の交わるところ Vol.1「教育と身体」を振り返って:その1
ゼミの後は、いつも悶々とする。。。
私はいつも的外れなことを話している自覚もあるので、うんうん。と聞いてくださることと、言葉に変換してまとめてくださることにただただ感謝なのです。フジムラさん、本当にありがとうございます
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音声でお聞きになりたい方はこちらからどうぞ。
3部を一本で放送してます。
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教育と身体の話になると、子供を持たない私はどうしても引け目を感じる。それって、教育じゃなくて躾じゃないの?って思うこともたくさんあるから。
身体感覚が失われた教育も問題だけれども、家庭環境での身体感覚、いわゆる「触れ合い」みたいなものが薄まっているのが原因なんじゃないかと思う。
そして、そうなってしまった資本主義社会が生み出した死角だったのではないかと思うのです。
今の小さい人たちの身体、特に背骨が異様に硬いのは、私がボディワークを習う前だから15年以上前から問題視されてたと認識してます。
では、その硬い背骨はいつからできたかというと、きっと母体の中で生まれたのではないかと。
なぜなら、母親がストレス社会で働くことが増えたから。
働かざるを得ない家族構成や社会になってしまったことが原因だという話を、産婦人科医の先生から聞いたことがある。
あと、子供の身体感覚が薄まったのは、紙オムツだとも言っていた。排泄の快不快がわからなくなるそうだ。排泄の快不快は自立していく過程において大切な感覚器官だと聞いた記憶がある。
また、出産の経験がない若い女性が、お風呂に入ると膣にお湯が入って、お風呂から出るとジャバジャバ出るというのも紙オムツが原因と言われてる。紙オムツを長期的に使用することで、排泄を我慢するという身体機能が低下するんですって。
(経産婦や閉経を迎えると、骨盤底筋の緩みからこのような症状が出る人もいる)
最近も助産師さんが、「満月新月に出産が多いですか?」という質問に「そういうサイクルで産める体に、そもそもなっていない」と答えていたのも印象的だった。
そうそう!10年くらい前だけど、不妊治療にあたられている産婦人科医が、妊娠云々の前に、せ◯くすの回数が圧倒的に減ってるとも言っていた。これだって「触れ合い」が減っている一つだよね。
フェムケアの展示会に行った時、仕事で忙しい夫婦がせ◯くすしないで妊娠するようなアイテムが売られてて、触れ合いゼロで子供を産んで、すぐに母親が社会復帰をすれば、触れ合あうことが少なく子供が育てられる時代になるよね。
友達が「子供は製造する時代になるのか?」と言っていて、その表現に一瞬笑ったけど、笑えないよね。。。と二人とも顔も気分も曇ったw
それだけ、私たちの身体は地球上で生きていくための機能が低下していると思うと、地球にとって人間は必要ないんじゃないかしら?とさえ思ってしまうのです。
身体感覚の機能が低下して、尚且つ固定観念で凝り固まった大人が子供を教育するより、ピュアな子供と大人を一旦切り離して、それぞれが必要な教育を受けられるような教育機関があるほういいのではないかしら。。。と考えたりもする。
ああだこうだとダラダラと書いたけど、私は、教育には「ユーモア」と「遊び」が一番大事だと思ってる。大人もね。
あと「触れ合い」も付け加えておこう。
人同士はもちろん、動植物、大地や川や海、地球にあるもので触れるものにはすべてに触れ合って生きたいね。
そして、子供が無邪気に笑っていられる社会を作るのは、私たち大人の責任だと考えている。
まぁ、大きなカルマよね〜w
自分のことでさえ手に負えないのに、社会全体を考えるとそうなるよね。
地球上に住む一員として考えていければと思う。
この本、面白かったな〜。
人類学的な視点でもあるし、フィールドワークの経験者ならではの対話だと思う。
私個人的に、フィールドワーク経験者の話が身体に染み入るように入ってくるので、とても好きです。
ゼミの感想はまだ続く。。。
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