クラニオで、だんだんと静かになる心と身体

クラニオを繰り返し受けていると、心も身体も静かになります。

あんなに葛藤してたのに、先が見えなく不安だったのに、毎日イライラしてたのは、どこへいったのだろうと、探したくなるくらい静かになります。

 

思考をフラットにするより、身体に蓄積された感情を減らした方が、静かになるのは早い。ということを、身体は知っているからなんですね。

 

これは、受け手だけでなく、セラピストも同じ体験をします。
というより、「セラピストの静けさ」が「受け手の静けさ」とが共鳴して、受け手の奥にある静けさが呼び覚まされます。

 

静けさって、今の私たちの置かれている環境においては、意図的に作らないとなかなか体験できないですね。

だから、マインドフルネスや瞑想などに注目が集まっているのも頷けます。

 

よくも悪くも文明の進化において、静かな環境は減りつつあります。

でも、私たちの細胞の記憶の奥底に静かな時間(とき)は刻まれています。

 

それは、私たちの卵子と精子で出逢って受精し、卵割が始めるまでのある一定の期間は静止状態にあるといわれています。

そこへ、生命の息吹が吹き込まれ卵割が始まり、細胞分裂を繰り返し、60兆個の細胞で「私」という身体が完成されます。

生命の息吹を吹き込んでいるのは、まぎれもなく自分。

 

生命を吹き込むまでの静止の時間、私たちは何を創造し、何を計画立てているのでしょう。
そして、何を合図に息を吹き込むのでしょう。

 

それさえ、自分の判断にゆだねられているのです。

 

こういうことを考えていると、たまらなくワクワクしちゃって、幸せホルモン「セロトニン」が出っぱなしになります(笑)

 

そう思うと、この世に生をもたらした自分が崇高な存在だと気づかされます。

 

私はクラニオを通じて、その人の奥底に秘められた静かな時にダイブして、自分が何をするために生まれてきたのか、また、そのきっかけをつかんで、魂の輝きを思い出せるサポートをしています。

 

内なる静かなスペースに出逢えると、内側の感覚が主体となって選択できるので、情報に振り回されません。

そして、何より、その感覚を主体としていくことで、自分の本質と繋がりやすくなります。

 

クラニオは、単なる癒しや治療目的ではないんですね。

自分の本質と繋がると、「私はだれ?」「今、何が必要?」「今できることは何?」の答えが見つけやすくなるので、この世の中で迷子になることはありません。

 

静かな心と身体は、外側の情報よりはるかに賢い「叡智」というものを見つけることができるのです。

 

あなたは、内なる静けさに気づいていますか?

 

「静止の空間」これこそが、創造性が誕生し、問題の解決策が見つかる場所なのです。
静止とは、叡智そのものです。それは、万物が生まれくる、形態の奥に横たわる意識です。
~エリックハルト・トール~

 

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