身体を整えるって、どういうこと? 直感と感性を育てる日々のヒント(前編)
◆「直感を信じる前に、まず身体を整えるということ」
「直感を大切にしよう」「自分を信じて」「人生は楽しむもの」——こんな言葉を耳にする機会が増えました。
たしかに、どれも大切なこと。
けれど実際の暮らしの中で実践しようとすると、「それができたら苦労しないよね…」と心のどこかでつぶやいてしまう自分がいる、そんなことはありませんか?
それに、「身体を整える」『身体が整うと人生が変わる」とは一体どんなことをすればいいのか、身体が整うことの重要性というのが、実は非常に曖昧です。
心がけようとしてもモヤモヤするのは、意志の弱さや心の問題ではなく、身体の土台が整っていないからかもしれません。
ここにお伝えすることがすべてでは無いですけど、「その一部」としてお読みいただければと思います。
◆「感じる力」は、整った身体から生まれる
直感や心の声というのは、頭で考えるものではなく、“ふと湧き上がってくる”ものです。
でも、身体が常に緊張していたり、疲れ切っていたりすると、その「感じる力」は鈍ってしまいます。
わたしたちは日々、多くの情報やストレスを無意識に受け取りながら生きていて、その影響が身体に現れます。
呼吸が浅い、背中がこわばっている、寝ても疲れが抜けない…。
力の抜き方がわからない、リラックスとはどうな状態なのかわからない。。。
そんな身体の状態では、どれだけ「自分を信じたい」と願っても、本来の感覚にアクセスしづらくなってしまうのです。
◆「整った身体」とは、“正しさ”ではなく“希望と喜びを感じられる”状態
よくある「身体を整える」という言葉は、「病気がない」「歪みがない」など、どこか正解を目指すニュアンスを含んでいることがあります。
けれど、わたしが大切にしているのは、二元論ではない整い方。
それは、たとえば——
朝の光が心地よく感じられること
誰かの笑顔にふとあたたかさを覚えること
自分の感情に素直に反応できること
そんな、日常の中で「希望」や「喜び」を自然に感じられる状態こそが、本当の意味での“整った身体”なのだと思っています。
◆身体は、心や魂の“土台”
身体は、『心と魂の土台』あるいは『魂の容れ物』と言われています。
スピリチュアルな探求や内面の成長に興味がある方こそ、一度身体の感覚に戻ってみてほしいと思います。
どれだけ知識を学び、意識を高めようとしても、身体がついてこなければ、その学びは定着せず、ただの「知っている」にとどまってしまうことがあるからです。
この「知ってる」が実に厄介!
思考(エゴ)と魂の声(ハイヤーセルフ)と混同してしまいます。
身体を通して気づいたことは、より深く、確かに自分の一部になっていきます。
そしてその身体の感覚が、自分自身との信頼関係を育み、直感や感性を自然と呼び戻してくれるのです。
後編では、わたし自身やお客様の実践例を通して、「日々の暮らしの中でどう身体を整えるか」をお届けします。
また、日常のケアをより深め、心地よい状態を保つための「セッションという時間」の役割についても、やさしくご紹介できたらと思います。
無理なく、でも確実に、自分に戻っていく感覚を味わってみたい方へ——どうぞ続きも読んでみてくださいね。

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