ゲシュタルトの祈り・私は私、あなたはあなた
パートナーに対して、自分のことを理解して欲しい、また、パートナーのすべてを知りたいは、愛なのでしょうか?
本当に愛があるなら、理解を求め合うのではなく、ただただ無条件に信頼することだと思う。
信頼を求めて、理解を押しつける。
どんなに愛する相手でも、これをされたら、反したくなるのが人間の性。
まずはあなたがこの実践者にならないと、相手に求めすぎてしまうのではないだろうか。
大切な人ほど、愛と自由を与え尊重する。
自分の人生に主体性を持つと、ただただ、信頼するしかなくなってくるから。
ゲシュタルトの祈り
私は私のために生きる。あなたはあなたのために生きる。
私は何もあなたの期待に応えるために、この世に生きているわけじゃない。
そして、あなたも私の期待に応えるために、この世にいるわけじゃない。
私は私、あなたはあなた。
でも、偶然が私たちを出会わせるなら、それは素敵なことだ。
たとえ出会えなくとも、それもまた同じように素晴らしいことだ。
I do my thing, and you do your thing.
I am not in this world to live up to your expectations,
And you are not in this world to live up to mine.
You are you, and I am I,
and if by the chance we find each other, it's beautiful.
If not , it can't be helped.
フレデリック・S・パールズ(ドイツの精神科医)1893~1970年
「ゲシュタルトの祈り」は、パールズが創設したゲシュタルト療法の思想を盛り込んだ詩。