答えを急がない在り方を、身体から思い出す④
ここまでの3つの記事では、
「ざわざわを消さなくていいこと」
「無理に意味づけしなくていいこと」
「わからないままで立っていられる力」
について触れてきました。
読んで、どこかホッとした人もいれば、
「頭ではわかるけれど、身体が追いつかない」
そんな感覚を持った人もいるかもしれません。
どんな感覚でも、とても自然なことです。
私たちは長い間、
考えて理解し、答えを出すことで
自分を守ってきました。
すぐに理由を探す。
早く結論を出す。
前向きな意味を見つける。
それは性格でも、弱さでもなく、
『身体が身につけてきた安全のパターン』です。
だからこそ、
在り方を変えたいとき、
考え方だけを変えようとすると、
どこかで無理が生じます。
身体を整えるという選択
― 慣れ親しんだ反応を、静かにアップデートする ―
身体を整えるというと、
治す・正す・改善する
そんなイメージを持つ方も多いかもしれません。
けれど、ここで言う「整える」は、
何かを直すことではありません。
身体が無意識に続けている反応のクセに、
気づく余白をつくること。
クラニオ(頭蓋仙骨療法)は、
強い刺激や操作を加えるものではありません。
身体に問いかけ、
急がせず、
判断を挟まず、
ただ『今の状態』が現れるのを待ちます。
すると、いつもなら即座に動いていた反応が、
ほんの少し、緩む瞬間があります。
「すぐに答えを出さなくても、大丈夫」
「このままでも、危険ではない」
そうした感覚を、
頭ではなく、身体が思い出します。
それは劇的な変化ではありませんが、
日常のざわざわとの距離感を、
確実に変えていきます。
劇的な魔法のような変化を望みますが
『何も感じない』という感覚のときほど
その背景に大きなギフトがある場合がほとんどです。
私たちはこの『何も感じない』という感覚を
『変化がない』ことと処理し見過ごします。
瞑想という時間
― ざわつきをそのままで静観する力 ―
もう一つの方法が、瞑想です。
ここでお伝えしている瞑想は、
落ち着くためのものでも、
無になるためのものでもありません。
ざわざわを消そうとしない。
整えようとしない。
うまくやろうとしない。
ただ、今、何が起きているかを
少し離れた場所から眺める練習です。
呼吸が浅いこと。
考えが止まらないこと。
不安が行き来していること。
どれも、変えなくていい良いです。
「この状態でも、私はここにいられる」
その感覚を繰り返し身体に知らせていきます。
これは、
ネガティブ・ケイパビリティ
——わからないままでいられる力——
を、静かに育てる時間でもあります。
どちらも「答えを出さない練習」
身体を整えることも、
瞑想をすることも、
目指しているのは同じです。
答えを急がない状態に、
身体ごと慣れていくこと。
どちらが正しい、
どちらが向いている、
そんな判断は必要ありません。
今の自分が、
少し楽そうだと感じる方を
選べばいい。
考えて決めなくても、
感じるだけで十分です。
最後に
もし、一人でこの感覚を味わうのが難しいとき。
誰かと一緒に、この「答えを出さない時間」を
過ごしてみたいと感じたとき。
静かな時間を過ごすクラニオセイクラルボディワークや、
ガイド瞑想の場を用意しています。
無理に変わる必要はありません。
何かを目指さなくてもいいです。
ありのままの今の状態をそのまま持ち込める場所として
当サロンを使ってもらえたらと思っています。
もっというと
成熟した魂の休息場として
傷ついたり頑張って伸ばした羽を
休めていただけたら本望です。

ご予約フォーム(トータル)
24時間以内にご返信をいたします。
初めての方やメニューに迷われましたら、総合的アプローチの施術を受けれる「トータルセッション」をお選びください。


