魔法の調理法~重ね煮~
旬の食材を、さらに美味しくいただく調理法に、「重ね煮」がおススメです。
お鍋の中で、陰陽のそれぞれの食材の良さを最大限に生かした、「陰陽調和料理法」とも言います。
食材には、カラダを冷やしたり緩める陰性と、カラダを温めたり締める陽性があります。
重ね煮は、ひとつのお鍋に、陰性食材を下から順に陽性食材を上に重ねて、お出汁、あく抜き、皮むきなしで火にかけて調理します。
これね、とっても簡単で時間も手間もかからず、効率よく、栄養バランスよくいただける優れた調理法です。
初めて食べたとき、お出汁を使っていないのに、お野菜のうまみがこんなに出るんだ~って感動しました。
その日のお夕飯に、さっそく我が家でもお味噌汁をつくりました。
普段、お野菜がいっぱいのお味噌汁が苦手な夫ですが、一口食べてしばらくして、「なんだか今日の味噌汁は、すごくあったまるね」という、嬉しい声をいただきました。
もちろん、そういう作り方をしたことは一言もいってません。
でも、その美味しさとカラダの暖かくなる感覚がわかるって、すごくないですか?
それ以来、我が家はこの調理法で、どんな料理も作ります。
味噌汁はもちろんですが、筑前煮、肉じゃが、ミネストローネなどのスープ、混ぜご飯の具材、カレーにシチュー、煮込むものなら何でも重ね煮。
時間もかからないし、何よりも簡単で野菜がたくさんいただける。
これから寒くなる季節は、この重ね煮で作った豚汁は、最高に美味しいです。
ごぼうのあく抜きもしなくていいし、ジャガイモの皮むきもしなくていいし、炒める手間もいりません。
(野菜は、出来れば無農薬がいいです。皮に農薬が多く含まれているので、無農薬で無ければ、川を剥いてくださいね。)
バランスの良い食事は、心も穏やかにしてくれますし、何より、ストレスに強いからカラダつくりの基本ですから、どうぞお試しくださいね。
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