身体を整えるって、どういうこと? 直感と感性を育てる日々のヒント(後編)

◆日々の中で「身体を整える」実践とは?

身体を整えることは、特別な場所や技術がないとできないものではありません。
大切なのは、日々の暮らしの中で、無理なく続けられる“小さな実践”を積み重ねていくことです。

ここでは、わたし自身やお客様が取り組んできた、具体的なケアをご紹介します。
その中には、スピリチュアルな視点からの大切な感覚も含まれています。

● 朝の「呼吸を感じる時間」

朝の静かな時間に、目を閉じてゆっくりと自分の呼吸を感じてみる。
この時に、ただ呼吸するだけでなく、「私は今、地球に支えられている」という感覚を呼び覚ましてみます。

足の裏から大地とつながり、重力に身をゆだねることで、グラウンディングが自然と深まります。
すると、思考ではなく“感覚”から1日が始まり、自分という存在の輪郭がはっきりしてきます。

● ただ「気持ちいい」と感じる動き

身体が自然にほぐれるような動き、たとえば背伸びやゆるやかなストレッチ。

「これが正解」とか「こう動かさなきゃ」といった意識ではなく、“気持ちいい”と感じる方向へ身体を委ねていくことが大切です。

この時、頭の中が静まり、身体感覚に集中していると、ふと、直観的なひらめきがやってくることがあります。

それは、自分の魂が今必要としている方向をそっと教えてくれる合図かもしれません。

● 静かな時間に戻る

慌ただしい日常の中でも、意識して「静けさ」に戻る時間を持つこと。
瞑想はそのためのとても良い方法です。

難しく考えず、目を閉じて、呼吸と共に内側に意識を向けるだけでも構いません。

この静けさの中では、表面の感情が静まり、本来の自分——魂の声に気づきやすくなります
それは、ただのリラックスではなく、深い再接続の時間でもあります。

● 小さな「喜び」を意識する

「楽しいことだけが正解」「ワクワクしていないと間違い」——
そんなふうに考えてしまうと、苦しい時期が否定されてしまいます。

でも、身体が整ってくると、ストレスや不安の中にも「気づき」や「変化の種」が見えるようになります。

たとえば、重たい気持ちの日でも、お茶の香りにホッとしたり、空の色に心が動いたりする。
その一瞬の“喜び”を見逃さずに感じることが、自分の魂との繋がりを深める一歩になります。

◆セッションは整った状態をサポートする

以上です。
いかがでしょうか?
そんなに難しくないと思います。

でも、それが「出来ない」のであれば、心と身体に「ゆとり」というスペースが失われているのです。

こうした日常の実践は、すぐに変化を感じるものではないかもしれません。
でも、少しずつ、自分という存在の「軸」が整ってくる。
それは、自分を信じられる土台であり、直感や直観がクリアになるベースです

セッションでは、こうした日常の実践のクオリティを高めたり、整った状態をキープするためのサポートを行っています。

ときには誰かに寄り添ってもらいながら、微調整していくことも大切です。
ひとりでがんばりすぎず、あなたのペースで整えていく、そのお手伝いができたら嬉しいです。

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