「強いね」と言われる私の本当の姿 〜声なき声に寄り添うために〜

「強いね」
「ひとりで何でもできる人」
「自由に生きていて羨ましい」

そんなふうに言われることがあります。
だけど、私は本当は、そんなに強くありませんよ。

むしろ私は、とても弱い人間です。
普通に傷つくし、恐れも不安もあるし、怒りもイラつくこともあるし、強いものに巻かれます!

だからこそ、誰にも傷つけられないように、誰かの期待に自分をすり減らさないように、必死で、自分を守ってきました。

◆勇気と恐怖のあいだで、生きている

会社にも所属せず、自分のペースで働き、自由に見えるこの生活。
それは「楽」だから選んだわけではありません。

私はずっと、勇気と恐怖のあいだで揺れながら生きています。


誰にも理解されないかもしれないという孤独が、とてつもなく襲いかかってくる恐怖心。。。
「こんな自分でいいのだろうか?」と問い続ける毎日です。


それでも、私の内なる声に嘘はつけなかった。
「こうでありたい」「このままでは生きられない」
そんな静かで、けれど強烈な魂の衝動に従ってきたのです。

◆「自由」に見えるけど、本当はすごく孤独

自由というのは、自分で決め、自分で責任を引き受けること。

誰のせいにもできないから、そのぶん、すごく孤独です。

決めること、背負うこと、やめること、選ぶこと。
そのすべてに、自分の全部がかかってくる。

だから「自由でいいね」と言われるとき、私はちょっと切なくなるのです。

その言葉の向こうに、わたしの葛藤や痛みは、見えていないのだなと感じるから。

だけど、不器用でもこの生き方しかできないですから、どんな評価も受け入れるしかないのです。

◆理解されないことの絶望

私は「人の痛み」に敏感です。
それはきっと、自分が誰よりも痛みや寂しさを知っているからだと自負しています。

でも、それを理解してくれる人は、あまり多くないように感じます。

この世界には、「わかりやすい元気さ」や「役割通りの生き方」が求められていて、そこから外れたものは、なかなか見つけてもらえない。

それが、ものすごく絶望的に感じる瞬間があります。

◆声なき声に、私は寄り添いたい

でもだからこそ、私は気づいたのです。
私と同じように、言葉にならない痛みを抱えている人が、きっと他にもいる。

強く見られているけれど、本当は弱くて、笑顔の奥に、誰にも言えない涙をしまっている人たちが。

その人たちが、
「ここにいていいんだ」
「私のままで、大丈夫なんだ」
そう感じられる場所が、必要だと思ったのです。

そしてそれが、私に与えられたミッションなのだと、ようやく自分の内側に取り込めたのです。
それでも、葛藤は常にありますよ。

◆私は「光」ではない。けれど「光に向かう道」を一緒に歩きたい

私は特別な存在ではありません。
誰かを救う「光」でもありません。

でも私は、
暗闇を知っている人間として、光に向かう道を、一緒に歩ける存在でありたいと思っています。

一人で生きているように見えて、本当は、あなたと同じように不安で、弱くて、でも、それでも誰かを想って、今日も自分を整えている。

そんな私の姿が、同じように迷っている誰かにとって、「一緒にいてくれてる」と感じられる、ひとつの小さな灯りになれたら嬉しいです。

◆最後に:あなたが抱えているその痛みは、あなたを深くする

今、しんどい人がいるなら、その痛みが、あなたを壊すものではなく、あなたを深く、あたたかく、優しい存在へと育てていることを、忘れないでください。

孤独に見えても、この世界に、あなたの居場所はちゃんとあります。

あなたがあなたのままで、今日を生きていることに、心からの愛と敬意をこめて。

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