知識を捨てなければ答えは見つからない

学ぶということは、これまで知らなかった世界がうんと広がり、知識を蓄え、喜びや楽しみが増える。

その反面、知識に囚われると、強靭な鎧となる。

知識の鎧をはがして、ようやく叡智にたどり着く。

均質で機械的な知識の鎧は、成長しているかのような錯覚をおこし、行く手を阻む。

けれども、知識がなければ、知性や感性も育たないので、剥がせるものも剥がせなくなる。

皮肉なものだ。