「なんとなくいい感じ」をキープするということ

2025年5月20日 2025年5月20日

nijiiro444

〜セッションを継続することで気づけた、深い変化〜

「セッションを受けると楽になる」

多くの方が最初に感じるのは、そんなわかりやすい変化だと思います。
身体が軽くなった、気持ちが晴れた、不安が和らいだ――それはとても大切な体験です。

でも、先日いらしたお客様がこんなふうに話してくれました。

「しばらく継続して受けてみて初めて、“何となく、いい塩梅の状態”がキープできている自分に気づいたんです。調子が悪いときの変化はわかりやすいけど、この“いい状態”を保つことこそが一番難しいって、初めて知りましたよ」

この「なんとなく、いい塩梅」。

言葉にすると曖昧だけど、実はとても繊細で、奥深い感覚です。
そしてそれをキープするには、目には見えないプロセスが、心と身体の内側で着実に起きているのです。

クラニオセイクラルワークでは、身体の深いリズムに働きかけ、自律神経を整えます。
この働きかけは、日常のストレスで乱れた神経系に「落ち着いていいよ」と知らせ、安心感と回復力を育てていきます。
これを定期的に続けることで、心身が自然に“中庸の状態”に戻りやすくなるのです。

ヒーリングやリーディングでは、意識にのぼっていない感情や思考パターンにも光を当てていきます。
頭ではわかっていてもやめられない反応や、無意識のこだわりがゆるみ、少しずつ「反応しない心地よさ」が育っていきます。

良くなる前は、変化がわかりやすいものです。
でも、“いい状態”が続いているときには、変化に気づきにくくなります。

実はそれこそが、真の変化が深まっているサインです。

・感情の波に振り回されなくなっている
・何気ない日常の中でも落ち着いていられる
・反射的に他人の期待に応えるクセがなくなっている

こうした変化は、日々の中では“変化していないように感じる”かもしれません。
けれど、1年後、2年後にふと振り返ったとき、こう思う瞬間がやってきます。

「あれ？昔みたいに我慢してない。無理してない。すごく自然に、穏やかに過ごせてる…」

セッションの本質は、「問題を解決すること」だけではありません。
本来の自分に戻る力、そしてその状態を“保ち続ける力”を取り戻すことにあります。

それは、心の土台が整い、揺らぎの中でも自分を見失わずにいられるということ。
つまり、「いい塩梅」を日常の中で自然に感じられるようになることです。

派手なキラキラした変化は、上辺のの自尊心や自己肯定感は上がるかもしれませんが、地味だけど確かな変化は、土台の安定感につながり、どんな状況下でも俯瞰する力が養えます。
それを積み重ねることが、人生の質を静かに底上げしていくのです。

ご自身のための時間を、少しずつ重ねていきませんか？
「なんとなくいい感じ」を感じ続けられるようになるまで、あなたをサポートします。

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