神々の島バリ島。
一年中温暖な気候で、日本との時差が1時間。
成田発ガルーダ航空の直行便を使えば、午前中に日本を出発して夕方にはバリ島に到着します。
週3便から5便に増便したので、利用しやすくなりました。
また、燃料チャーサージの価格も上がり、一時期の高騰時より手頃となりました。
利便性が良く、人気のシンガポール経由のエア代も、手頃価格となっています。
(2023/4月現在)
しょっちゅう、私がバリ島の話をするので、ご興味をお持ちが増え、ご質問を受けることも多くなりました。
そこで、私個人的な見解ですが、これまでの経験から必要事項などをメモ的にまとめましたので、ご参考にしていただければ幸いです。
ただし、目まぐるしく変わる社会情勢によって、渡航、帰国条件が変則的に変更があります。
渡航前はもちろんのこと、到着してからも、マメにチェックされる事をお勧めします。
航空会社により、積載量や手荷物不可の液体などの制約がありますので、各自、ご確認くださいますようお願いします。
はじめに
バリ島は「バリヒンドゥー教」と言う独自の宗教があり、バリ人によってその信仰は受け継がれています。365日毎日、毎瞬が、祈りから始まり、祈りで終わる文化です。
輪廻転生や因果応報を大切にし、人に優しく、神への畏敬の念を忘れずに暮らしています。
『郷は郷に従え』ということわざがあります。
ひとたび、他国へお邪魔するのであれば、そこで暮らす人々へリスペクトはもちろんのこと、習慣や文化、歴史を汚さぬような行動を心がけましょう。
入国条件※ワクチン接種証明は撤廃となりました!2023/06/08
※インドネシアあるある!
突如変更になる場合があるので、渡航前は必ず旅行代理店やインドネシア大使館、外務省のHPなどで、最新の記載日時のものをいくつかチェックしてください。
<在インドネシア大使館>
https://www.id.emb-japan.go.jp/itprtop_ja/index.html
<外務省海外安全ホームページ>
https://www.anzen.mofa.go.jp/
<H I S旅行会社>
https://www.his-j.com/Default.aspx
<H I S旅行会社:バリ島支店>
https://www.his-j.com/ovsbranch/28.html
<J T Bバリ島支店>
http://www.balirasasayang.com/jtb-tours/
<バリ王>バリ島専門の旅行会社
https://bali-oh.com/
※他に旅行代理店や渡航に関する手続きを行なっている会社はありますが、大手でバリ島に支店のある旅行会社さんを掲載しています。
パスポート
6ヶ月の残存期間があるパスポート。
旅行の計画を立てる前に、まずは残存期間を確認すること。
↓変更になっているので、要確認です!
ワクチン接種証明の義務が撤廃されたので、不要かと思いますが、各自調べてみてください。
PeduliLindungiのダウンロード(インドネシアのワクチン証明書アプリ)
入国時にアプリの確認がありますので、事前にダウンロードをし登録をしておきましょう。
<登録参考サイト>
https://www.id.emb-japan.go.jp/vni_verifikation_manual.pdf
https://lifenesia.com/?p=24860
帰国時の航空券
帰国時の航空券のチェックがあります。
ネットで航空券を購入した場合、念の為、発券のコピーを用意しておくといいでしょう。
VOA (Visa on arrival )VISAの取得
バリ島入国時にVISAの取得が必要となります。(30日間の滞在可能、延長はイミグレーションへ)
イミグレの前に、カウンターにて支払い。
インドネシアルピア、カード支払い。
事前申請が可能となりました。
>>>インドネシア大使館 https://molina.imigrasi.go.id/←QRコード付きの申請用紙のコピーを忘れずに!
ECD登録(オンライン関税申告書の事前申請
以前は機内で黄色い紙を渡されて記入していた関税申告書が事前にオンラインで申請可能です。
入力方法はこちらのサイトで詳しく説明がありますので、ご参考に。
>>>インドネシア大使館 https://www.id.emb-japan.go.jp/visaj_10_02.html
>>>ウェンディツアー
VOAおよびECD登録を事前申請した場合、QRコードを取得します。
その際、スクショを取っておくことをお勧めします。
空港内のWi-Fiが微弱の時があり、というより「繋がらない」ことを想定してスクショをしておくと慌てません!
海外保険
コロナ渦のとき、海外保険に加入を義務付けられていましたが、今は解除となっています。
ですが、何があるかわかりませんので、必ず加入してから旅行へいきましょう。
クレジットカードに海外保険が付帯されている場合は、対象も確認しておきましょう。
帰国条件
2024年1月現在はわかりかねます🙏
https://www.hco.mhlw.go.jp/
ほとんど機能していないと言われていますが、念のためインストールしておきましょう。
バリ島への旅行代金と必要経費の目安
航空代金
シーズンにもよりますが、
成田発デンパサール着ガルーダ空港
往復:約15万円
シンガポール経由,マレーシア経由
往復:約10~14万円
LCC航空利用の場合
往復:約7万〜
(2023/06現在)
※マレーシア航空利用の場合、羽田発深夜便で出発し、昼過ぎにデンパサール着。
復路は、デンパサールを夕刻に出発、7時台成田着の便があります。
お仕事帰りにそのまま出発して、朝到着してそのまま仕事へ、というちょっとタフだけど、時間と費用の節約に良いかと思います。
その他、格安航空券もありますが、急なフライトキャンセル、遅延等の発生リスクがあります。
また、インドネシアは祝日や宗教的な儀式等により、フライトが満席のこともあります。
その辺りを踏まえ、無理のないスケジュールを組まれることをお勧めします
必要経費
一日:ホテル代金+食事代+日本語ガイド付きカーチャーター×宿泊日数
(ホテル代金のことは、のちのホテル選びをご参照ください)
カーチャーターの相場
日本語ガイド付きカーチャーター4時間 :6,000円〜+チップ
※ガソリン価格が高騰につき、値上げも予想されます。あくまでも目安です。
食事代
レストランやカフェを利用した場合1食1000円〜程度
ワルンで食事すると、1食100円くらいからある。
ワルンでの食事は、初心者にはハードルが高いので、ガイドさんに案内してもらうといいと思います。
観光に便利な日本語ガイドつきカーチャーター
バリ島内を観光するには、公共交通機関はありますが、日本のように手軽に安全で時間に正確というような乗り物ではありません。
滞在時間を有効に使って移動するには、日本語ガイド付きカーチャーターが便利です。
ただ、コロナで失業したガイドさんも多いのが実情。。。
サイトがあっても事業を行なっていない場合がありますので、HPの最新情報の記載日時などをよくチェックされてみてください。
また、バリ島は祭礼があると、ガイドさんが見つかりにくくなったり、道路の渋滞も起きます。
スケジュールにゆとりを持って予定を立てましょう。
<バリ島年間祭礼スケジュール>
https://bali-saya.com/calendar/calendar.html
空港からホテルまでの移動には、タクシーやホテルの送迎サービス(有償・無償)など、様々な移動手段がありますが、ここでカーチャーターさんを使って欲しいところ。
日本語ガイド付きカーチャーターを利用すると、ホテルのチェックインのサポートをしてもらえます。
ホテルをブッキングサイトで予約した場合、本当に予約がなされているかなどのトラブルがあった際、日本語のできるガイドさんがいると心強いものです。
事前にホテルサイドへの要望なども、ガイドさんを通じて確認できます。
また、空港からホテルへ向かう途中に両替所へ連れて行ってもらえたり、コンビニへの立ち寄り、レストランへの同行などしていただけます。
到着してすぐの不安は、ガイドさんを利用して解消し、快適な旅をスタートさせましょう。
便利なバイクタクシーGO JEK
ちょっとした移動には便利です。
遠方への観光へは不向きですが、クタからスミニャックとかタクシーを呼ぶまでにもない時は、非常に便利です。
四六時中走っていますが、夜はモグリがいるので要注意!
声をかけてくるバイクタクシーには乗らないことは鉄則です。
アプリで配車をすると、身分の分かる人が来るので安心です。
インドネシア語か英語での対応になりますが、Googleさんに任せればそんなに難しくなさそうです。
それに、先にクレジットカードでの支払いになるので、ボッタクられることはないです。
ただし、インドネシアのSIMを購入しないといけなかったり、ウブドやヌサドゥア、デンパサール空港内など、進入できないエリアがあるので、気をつけたいもの。
ウブドに関していえば、地元のタクシーしか使えないので、やはり、カーチャーターが便利かなと思います。
GoJekに関する詳しい情報は、こちら<AYANA DIARYさんのサイト>に詳しく書かれています。
https://ayana-diary.com/gojek-bali-indonesia-taxi/
Gojekを使えば移動費は抑えられますけど、安全・安心はお金で買いましょう!
主な観光エリア
主な観光エリアの雰囲気のご紹介。
私の勝手なイメージも含まれています^^
>>>デンパサール
バリ島の出入り口、デンパサール空港のある大都市。
観光というより、ビジネス街な印象がある。
生地問屋が多くある。
>>>クタ・レギャン
2005年、爆破テロによって200人の方が犠牲になった場所でもあるクタ。
と書くと印象悪いですけど、事実。
クラビーチの夕陽は綺麗で有名な観光地。
浜辺でも物売りには要注意!
2022年、クタビーチへ夕日を見に行きましたが、いつも渋滞な道はガラガラで人もまばらでした。
>>>スミニャック・クロボカン
そこそこ渋滞もありますが、比較的安心していられる街。
お洒落なカフェや雑貨屋が立ち並ぶエリア。
>>>チャングー
一本の細い道しかないので、いつも大渋滞。
欧米人の観光客やお住まいになられている方が多く、お洒落なカフェやレストランが立ち並び、バリ島であることを一瞬忘れる意識高い系エリア。
サーファーには人気のエリア。
>>>サヌール
ビーチ沿いにホテルやレストラン、カフェもあり、リピーターの観光客の多いエリア。
>>>ウブド
山間だけあって、軽井沢のような気候とお洒落なカフェやレストラン、マッサージ、ヨガスタジオなどが、所狭しと乱立し、芸術の街だけあって、雰囲気も大人な雰囲気のエリア。
いつも渋滞している。
>>>アメッド
とにかく海が綺麗。
昔懐かしいローカル感もあり、ゆったりと過ごせる。
>>>バニュウエダン(バリ西部国立公園近く)
「ミンピリゾートムンジャンガン」という、温泉の湧き出るリゾートホテルがあるのが魅力。
近隣ムンジャンガン島への海は、スノーケルやダイビングには最適なポイント。
ただし、デンパサール空港から約4時間かかるので、日帰りより宿泊がお勧め。
>>>ヌサドゥア
ラグジュアリーなホテルが並ぶ、観光地として作られたエリア。
ホテル入り口のセキュリティー面から、厳重な雰囲気が漂います。
一般観光客は、ビーチエリアに入るために入場料が必要となります。(場所によります)
>>>ジンバラン
お魚が美味しい、ラグジュアリーなエリア。
崖っぷちにレストンランがあるなど、ロケーションも最高。
>>>ウルワツ
プロサーファーにも人気なサーフィンのメッカ。
夕陽を眺めながら、呪術的な踊り(サンヒャン)にともなう舞踏劇「ケチャ」ダンスを見れることでも有名な観光地。
>>>ヌサベニタ島
サヌール港より船で約40分のヌサベニタ島。
魔物の住む島とも言われ、魔物を封じ込めた寺院がある。
そうかと思えば、インスタ映えスポットで人気のエリアもあり、なんともカオスな島。
バリ島から日帰りも可能。ちょっと忙しいけど。
>>>レンボンガン島・チュニンガン島
ヌサベニタ島のお隣になる島で、こちらもサヌール港から行けるリゾート&レジャーな島。
日帰りでシュノーケルやダイビング、アクティビティで楽しめる島。
>>>ギリ島
バリ島からスピードボートで90分ほどの、ロンボク島の連なる島。
自動車も警察もいない、のどかな島。
海が綺麗でシュノーケリングは最高。
日帰りができないので、スケジュールにゆとりをもって来島しましょう。
どこにどんなホテルに泊まる?
バリ島内を効率よく観光するには、行きたい場所に近いエリアに宿を予約するのがオススメ。
いつもどこかで渋滞が発生しているので、行きたい場所と宿泊先が極端に離れていると、ものすごくロスタイム。
特に渋滞の多いウブドやチャングーへの観光をされるのであれば、そのエリアに泊まっちゃうのがベスト。
また空港から離れているバニュウエンダン、アメッドも同じく泊まっちゃう。
または、予め行きたい場所を旅行代理店に伝え、ホテルやガイド付きカーチャー込みで、スケジュールを組んでもらうのもいいでしょう。
ホテルの価格
ホテルの価格は1000円以下のところもあれば、上は上限なく高価なホテルがあります。
初めて訪れるのであれば、セキュリティ面で安心できるホテルを選びましょう。
あまり格安のホテルですと、シャワーの圧が弱い、お湯が出ない、セキュリティが不安なこともあります。
どんなホテルがある?
ホテルタイプから、家庭的なホームステイ、アパートメント式、ヴィラという一軒家の宿まで、いろんなタイプがあります。
ホテル内に、レストランやスパ、プール、ヨガスタジオ、ジムなどが併設され、デトックスやひとりリトリートに最適なホテルもあります。
ご自身の目的に沿ったホテルを選ばれると、楽しいと思います。
気をつけたいところ
デンパサール空港に到着が深夜の場合、24時間フロント対応のところを選びましょう。
ブッキングサイトで「24時間フロント」にチェックを入れ検索しても、23時までのところ、24時までのところで終了のホテルもありますので、要チェックです。
空港から車で30分と書いてあっても、渋滞や飛行機の遅延、入国審査、スーツケースの受け取りに時間がかかることもあります。
ゆとりを持ってチェックインできるホテルを選ぶことをお勧めします。
また、予約時にホテルに到着時間を伝えておくことも忘れずに。
ブッキングサイトで予約した場合、予約サイト経由で問い合わせができます。
バリ島トイレ事情
バリ人は、用を足した後、便器の横にあるシャワーノズル、また瓶の水を桶を右手を使って水をデリケートゾーンにかけながら左手で洗って下着を着用する習慣があります。
バリの習慣で、右手で食事、左手は不浄の手として、食事や人との握手、撫でるなどには使用しません。
こういった習慣を踏まえたトイレ設計になっています。
レストラン、ホテル、カフェ、空港は、洋式トイレで綺麗です。
便座の脇にシャワーノズルが設置されていて、汚物入れより大きなバケツも用意されています。
用を足した後、ノズルを使ってデリケートゾーンを洗浄し、ペーパーで水気を拭き取りバケツへ入れます。
ペーパーは流しても問題ないようですが、詰まっているところをあちこちで散見すると、やはりバケツへ捨てたほうが無難です。
上記以外のローカルでは、和式便器の横に水瓶と手桶が置いてあります。
日本と違って、ドア側に向かって用を足します。
そうすると、水瓶が右手にくるので、右手で手桶を使って洗い流します。
ペーパーがないのはもちろんのこと、ペーパーを捨てるゴミ箱がない場合も多々あるので、使用したい方は、使用ペーパーを入れるゴミ袋は持参したいところ。
そこで便利なのが、エチケット袋。
事前に日本で購入して持ち歩くといいと思います。
そして、利用したものは、ホテルに捨てればいいです。
ただし!
水瓶の水が清潔とは限りません。(膀胱炎になりかねません)
心配なら、ペットボトルの水を利用しましょう。
また、日本のようにコンビニで手軽にトイレを利用できるような場所はありません。
長距離移動の際は、適宜、カフェやレストランで休憩して、早めに用を足しておくことをおすすします。
補足ですが、寺院やレストランなどの観光地でもローカルなトイレのところもあります。
ズボンだと、足元が濡れていて用を足しにくいです。
オシャレなオールインワン、ガウチョパンツなどは、ちょっと大変です。
ワンピースやスカート、ショートパンツの方が用を足しやすいです。
治安はどうなの?
比較的、治安は悪くないと思います。が、しかし、ここは外国。
怯えるほどの危機感は不要ですが、南国でオープンでいたい気持ちの横に、小脇には常に危機感を抱えて置くことを忘れずに。
路地裏の利用はひとりで歩かないこと。住宅地でも!
Google マップで近道を見つけることも難なくできる時代ですが、昼間でも注意したほうがいいでしょう。
スリや、しつこいナンパ、野良犬の追いかけられることもあります。
野犬は感染のリスクが高いです。万が一噛まれたらすぐに病院で手当てを受けましょう。
夜の酒場
こういうところも、気をつけるのは当たり前のことですが、お酒に薬を入れらたりする犯罪もあります。
たとえ現地の人と仲良くなったからといっても、用心してください。
夜は出歩かない
これも、必須ですね。
明るいうちに夕飯を済ませる、ホテル併設のレストランや利用するなど、なるべく避けましょう。
ほとんどのレストランで持ち帰りもできまし、デリバリーも利用してもいいかも。
ホテルの部屋でも貴重品は出したままにしないこと
連泊するとなると、ついつい部屋に乱雑に物を置きがちに。。。
部屋の掃除に入ってもらう日は、貴重品はスーツケースの中や金庫に仕舞いましょう。
自分の身は自分しか守れない
たとえ、知り合いのガイドさんがいるとか、在住の友達ら知り合いはいるからといっても、最終的には、自分の身は自分でしか守れません。
どこでもかしこでも、「ひとりで来ている」と安易に言わないこと。
友達とホテルで待ち合わせているとか、合流するとか、ひとりじゃないフリをしましょう。
奇跡や運任せは、下地があるから使えることを忘れずに。
快適に過ごすための服装とアイテム
持ち物
快適に過ごすために、普段から使い慣れている医薬品や化粧品、日本の食べ物や飲み物を少し持っていくと、お守りのような安心感ができます。
下記にあげたものは、私が失敗した経験から、必要最低限の荷物にプラスαで持っていくといいと思って、常に持ち物に入れているものです。
日中は暑くても、朝晩、冷え込む時があります。
冷えると、疲れの回復が遅く、体調を崩しやすくなります、
一年中温暖なバリ島ですが、冷え対策は忘れずに!
・長袖・長ズボン
・虫除け・虫刺され薬(蚊取り線香もあると便利)
・日焼け止め
・帽子(日中の日差しを侮ってはいけない!)
・風邪薬・胃腸薬・絆創膏などの医薬品(シュノーケルなどボートに乗る方は酔い止め)
・味噌汁、お茶、お菓子などの日本食(余ったらホテルスタッフなどに渡すと喜ばれます)
・エコバック(数枚あると便利、水着など濡れたものを入れたり)
・水着(2〜3枚)
・タオル(ムルカットや海へ行くときに必要。宿泊先からの持ち出しは基本厳禁です)
・水筒・タンブラー(日中、出歩くときの熱中症対策)
・カトラリー(テイクアウトをしたときにあると便利)
・果物ナイフ(スーパーで果物を買ってきて部屋で食べるときに便利)
・ホッカイロ(飛行機などの寒さ対策、バリ島の場所によっては朝晩ものすごく冷える)
・レッグウォーマー(冷え対策)
・ピンチハンガー・洗濯ロープ(水着や下着を干すのに便利)
・シャンプー・リンス(ほとんどのホテルに備え付けはありますが、慣れたものがストレスないかも)
・化粧品(これは、日本のホテルと違って何もないです)
・洗面用具(歯ブラシなどないところもあります)
・ドライヤー(そこそこのホテルだったのに、備え付けがないことがありました。そこで、施設内のスパで、毎日クリームバスを受けて過ごしました。それはそれで、髪が艶々になってよかったです。あとは、昼間の暖かい時間帯にシャンプーをして、日の当たるところで乾かしました)
・ポケットWi-Fi、またはSIM(ホテルやカフェはフリーWi-Fiが利用できます)
・変圧器(丸ピンタイプのCタイプ)←これを忘れると、スマホの充電とか困る!
・ソーラー式充電器(なかなか役に立ちます)
・PCやスマホなどの充電器
・重曹(洗濯や食器洗い、歯磨き粉にもなる)
・アロマオイル(現地で購入もできる。部屋や浴室の匂い消し、虫除け&魔除けw)
これより下は、任意ではあるけど必須でもあります!
・クレジットカード2枚ほど(場所によって使えないカード会社がある)
・海外保険の加入(何があるか分からないから、必ず加入のこと)
・バリ島の民族衣装(寺院に入るときに着用が義務つけられています。レンタルもありますがない場所もあるので事前に確認しましょう)
過信せず無理をしない
いつもは大丈夫な行動範囲や運動量、食事や飲酒量でも、長時間飛行機に乗って外国に来ているわけですから、思っている以上に身体はストレスを抱えています。
詰め込みすぎなスケジュールや、暴飲暴食など、過信せず無理をしないこと。
到着した翌日くらいは、ホテルでボーッと、トーンダウンをしながら過ごすくらいの気持ちのゆとりがあってもいいくらいです。
水問題
日本のように、どこでも安全な水(今の日本も安全ではないけど)はありません。
ペットボトルの水を飲むようにしましょう。
ホテルによっては、サーバーがあるので、水筒を持参していくと便利です。
また、心配なら、うがいや歯磨きの水もペットボトルの水を利用しましょう。
お腹に自信がなければ、ワルンの氷も気をつけたいもの。ホテルやレストランは大丈夫。
Wi-FiやSIM
ホテルやレストラン、カフェ、空港内など、限られた場所ではありますが、フリーWi-Fiが利用できます。
ただし、場所や時間帯などによっては、かなり微弱です。
道中利用したいのであれば、ポケットWi-FiやSIMが便利です。
デンパサール空港内の出口での購入も可能です。
また、ホテルへ行く途中、ガイドさんに町中の携帯ショップに連れて行ってもらってもいいでしょう。
SIMを利用される場合は、日本でSIM PINを解除しないと利用できませんので、ご注意ください。
まぁ、たまにスマホに縛られずに、のんびりするのもいいかと思います^^
両替とインドネシアのお金
両替のできる場所は、デンパサール空港、ホテル(できないところもある)、主要なエリアでしたら、たくさんの両替所がありますので、日本で事前に両替する必要はありません。
空港、ホテルは手数料が高いため、町中の両替所を利用します。
空港から出たら、ガイドさんに両替所に連れていてもらいましょう。
ホテルまでの道中に両替所がなければ、ガイドさんへの支払いが日本円での受け取りも可能なこともあります。
スリやひったくりに合わないよう、ひとりで心配なら、必ずガイドさんと一緒にいきましょう。
インドネシアのお金は、桁が多いです。下二桁を引いた金額が『100,000ルピア=1,000円』と、日本円に相当します。
※入国時に支払うVIO VISA代金は、日本円でもクレジットカードでも支払えると言われています。
日本円の場合、お釣りが出ないと思うので1000円札を4〜5枚持っていきましょう。
チップはどうする?
バリ島には、チップ制はありません。
レストランでも、提示価格を支払えば大丈夫です。
観光客の多いバリ島で、チップを渡さないのは、日本人だけとも言われています。
なぜなら、日本でもチップ制の習慣がないから。
強制ではないですけど、お気持ち程度のチップをお渡ししましょう。
カフェやホテルなどでは、ドネーションBOXの置かれているところを見受けたことがあります。
支払いとは別に、BOXにドネーションしてもいいでしょう。
郷は郷に従え
バル島は、バリ独自の宗教「バリヒンドゥー教」があります。
バリ人が長い歴史の中、宗教観を今もなお、大切に守り続けています。
寺院の参拝や祭礼には、伝統衣装での参拝となります。
女性は、クバヤ(上衣)というレースのブラウスに、サロン(腰巻)、スレンダン(腰紐)を必ず着用します。
寺院の入り口にレンタルもあるので、それを利用してもOK。
クバヤの代わりに半袖のTシャツでもOKですが、正式な祭礼ではクバヤの着用となります。
また、日本のお寺でも参拝方法があるのと同じで、バリ島の寺院でも参拝方法があります。
ひとりで行かずに、ガイドさんと一緒に参拝し、やり方を教えてもらいましょう。
ガイドなしでは入れない寺院もありますので、勝手な行動は控えましょう。
近年、インスタ映えスポットも多く、観光客がこぞってスマホやカメラ片手に撮影をしています。
そういった観光目的の場所での写真撮影は、そのまま楽しめばいいと思います。
ですが長い歴史の中で、バリ人が命をかけて守ってきている聖地では、畏敬の念を忘れず、敬虔な気持ちで慎ましく振る舞いましょう。
「神々の島」と言われるバリ島ですが、「神々と魔物の住む島」という言葉の方が適切です。
人間より高次の存在を「神」として崇め、人間より低次元の存在の「魔物」たちと位置付け、同等の扱いをしています。
「魔物」は、人間の「エゴ」が大好きです。
魔物に好かれないよう、わきまえて行動しましょう。
バリ島の収入源は、観光です。
どこでもかしこでも写真OK!と言ってくれます。
だけど、「OKと言われたから!」と責任をバリ人に押し付けることなく、節度を持って接することを忘れないようにしましょう。
特に、寺院へは正式衣装を着用すること。
生理中に寺院へ入ることはできませんので、注意しましょう。
寺院への参拝とムルカット(沐浴)
バリ島の観光といえば、寺院巡りが挙げられます。
たくさんあるので、こちらのサイトをご参考ください。
<Hotel`s comさん>
https://jp.hotels.com/go/indonesia/bali-must-see-temples
寺院参拝と合わせて行きたいのが、ムルカット(沐浴)
心身浄化のための、水浴びです。
<Bali Naviさん>
https://www.balinavi.com/special/5060085
参拝とムルカットで気をつけたいこと
必ず、ガイドさんと参拝してください。
日本のお寺めぐりと一緒で、参拝方法があります。
また、ガイドさんと一緒じゃないと入れない場所もあります。(断られているところを見てます)
伝統衣装を着用すること。
男性と女性とで着用するものが違います。
>女性:クバヤ(ブラウス)、サロン(腰巻)、スレンダン(腰紐)
>男性:クメジャ(シャツ)、カメン(腰巻)、サプッ(腰巻の上に巻く)、ウダン(頭にかぶる)
寺院の入り口にレンタルがあるので、利用しても良いでしょう。
上衣は、ノースリーブやキャミソールなど肌の露出がなければ、Tシャツでも構いません。
寺院に入る際、ムルカットを言って聖水をかけられます。
場所によっては、ビショビショになるので、下着ではなくビキニなどの方が無難です。
ビショビショになることもあるので、タオルや濡れた衣類を入れる袋、着替えを用意して行きましょう。
写真とかいろいろと
旅行ですから、記念写真を撮りたいのは重々承知ですが、お祈りときくらいは、手からスマホを話して、真摯に神に向き合って手を合わせて祈りましょう。
サスティナブルを考える
バリ島は、長年、海や河川へのゴミの投棄が問題となっています。
山間に行くと、もしかしたら、ショッキングなゴミの山を見ることがあるかもしれません。
雨季になると、雨で増水した川から海へ、ゴミが流れ出ます。
バリ人たちはもちろんのこと、欧米人や日本人の手によって、ゴミ回収を行っています。
それでも、間に合わないくらい、ゴミの山です。
できることならば、日本から持ち込んだゴミは、持ち帰りましょう。
新品の物などの値札などは外してから持ち込むとか、なるべく持ち込まない荷造りをしましょう。
ペットボトルの水の購入などは致し方ないにしても、ホテル内にサーバーがおいてある場所もありますので、水筒やタンブラーを利用して、極力ゴミのでない旅を楽しみましょう。
これは、日本にいてもどこの国に住んでいても、環境問題を考えることは同じことだと思います。
犬や猫、猿にご用心
いたるところに、、バリ犬や猫さんがいます。
可愛いのでね、ついつい撫でたくなります。
ただ、噛まれないように、本当に用心してください。
また、ウブドのモンキーフォレスト辺りでは、お猿さんが食べ物を狙って襲ってきます。
モンキーフォレストだけでなく、場所によってはいます。
無闇に近づいたり、脅したりしないように気をつけてください。
ヤモリ、カエル、ネズミなどの小動物が、普通に部屋に侵入してくることがあります。
苦手な方は、フロントスタッフに行って追い出してもらってください。
絶対そんなの避けたい!って方は、ホテルタイプの宿泊先を選ぶといいかもしれません。
自然の中にあるヴィラやバンガロータイプですと、出逢う確率が高くなります。
最後に
過去にリトリートを開催した際や、バリ島のお話し会をしたりすると、「バリに行ってみたい」と言われることが多くなるにつれ、何をどのように手配して、何をどのくらい費用がかかるのか?などの質問を受けることが増えたのでまとめた次第です。
ひとりでのお出かけが不安であれば、カーチャーターの手配や行きたい場所等のルート計画など、プランニングすることも、私の滞在時にご旅行されるのであれば、有償にて同行もいたします。
お気軽にお問い合わせ下さい^^
あれこれ書いていますが、本当のところ、観光はそこそこにして、ホテルやプール、ビーチでボーッとすることがバリ島を楽しむいいの時間の使い方なんじゃないかと思っています。
バリ島のゆったりと流れる時間の中で、日頃の疲れやストレスを存分に癒して、エネルギーを満タンにして帰国する。
あるいは、文化や習慣の違いをよく観察して、価値観をリフレッシュするのもいいかと思います。
いずれにせよ、自分と向き合うには最高の場所には違いありません。
よい旅となりますように。